T-72は、 現在ソビエトの主力戦車です。
1971年に初めて登場したT-72はT-55/T-62の後継となるT-64の簡略低コスト型として設計され, 国内配備より
はしろ輸出向となるはずでした。ところがその設計は極めて良好で結果的にはソビエトの主力戦車の地位を
占めるに至りました。
T-72には自動装填装置を有する125mm滑腔砲が搭戦され 秀れた射撃統制システムのもとでAPFSDSや HE-
Fnag砲弾を発射します。 主砲同軸の7.62mm機銃 1門及び12.7mm対空機銃 1門が装備されています。 T-72は
独特なサイドスカートを装着しているす。 これは鋼線で補強したゴム引布でできていて小口径のHEAT 弾か
らサスペンショソを防護します。 T-72はスモークデイスチャージャーを装備し煙幕をはることが出来 又シ
シュノーケルを装備し潜水徒渉も可能です。 車体後部の増加燃料タンクにより大るた航続力を持ちます。 T-72
には、NBCシステムや夜間視認装置, さらに後期型になるとレーザーレンジファイソダーなどの新鋭装備も
採用されています。 T-72のサスペンションはトーションバー式で, 片側6輪の小径ゴムタイヤ付転輪と6ヶ
の上部リターンローラーを装着しています。 ターボチャージャー付V-12 デイーゼルエンジンは780馬力を発
生します。